瀬戸川線モジュール最初のデビューはワーゲン祭でした。つまりKMCデビュー1年目です。
この時、初めて姿を見せたのが軽便モジュールでした。今のKBMC母体であります。
まだ数人が作品作られて展示されていた状況でした。
僕も参加表明しておりましたが、この時は未だ作れておりません。
翌年KBMC初の接合会の時に仕掛かり持ち込んだのが、今もお立ち台で活用してますコーナーモジュールです。
こちらの規格、KMCとは違いまして、RMで推奨してます路面モジュールと同じ台枠です。
つまりA4横が基本サイズです。N路面ではなく1/87ナローですので618×210を推奨サイズとしてます。
これはシェフさんの構想で「本棚に収まる大きさで遊びたい」が基となってます。
コーナーモジュールは接続を考えますとKMCと同じく左右対称型となった新規格台となってます。
もう一つ、自由な接続にするため線路位置が台の真ん中となりました。
検討段階から高さが欲しく、KMC同様の脱着可能な足を付けたいと提案してたのですが却下となってしまいました。
なるべく簡素な規格に留めたいとの理由でした。
足にこだわったのには訳がありまして、
●台枠の厚みが60mmと薄く、鉄橋など造りたくても深くは出来ない。
●モジュールの台数が増えた場合、それぞれの接続がレールだけでなく、ボルトなりクリップなりでシッカリと
させるには下側に手が入る空間が欲しい。
●会議用テーブルなどに設置するので、アジャスターで水平を出せるようにしておきたい。
てな理由からだったのですが・・・。
規格が決まりましたので情景のイメージを考えました。
僕が作りたいのは当初から立体交差。
軽便の場合、ほぼ国鉄線の上を超える実例が多く、下をくぐるのは少ないのですが、
そのスペースはとれませんので逆転。
国鉄線を上に配置した交差となってます。
線路が中心位置も情景作りづらいので、中心にこないコーナーモジュール
を作ることにしました。
これですと建物など大きなものも切らずに配置できそうです。(作ったモジュールには表現してませんが・・)
風景絵を描いたり、風景写真を撮ったりする場合、だいたい目標物を真ん中に持ってこないようにしてます。
肖像画や形式写真など、記録を目的にする場合は真ん中に配置します。
モジュールも一つの風景で、その中に主役の車両を配置する。
そんな感覚かもしれません・・・
無事出来上がりますと、けっこう重宝するお立ち台になりました。
ナローも12mmもありますので尚更です。病的にハマってます田んぼもなんの特徴もない普通の風景として
車両に目を向かせる効果があります。
ただし、本来の目的、モジュール接合運転で言えば、少々失敗かと思われます。
これは先日書きました、隣のモジュールとの区分けがつき過ぎ!なのです。
トンネルと山が後ろから見ますとただの壁・・・。
これでは走ってきた車両が通過するときに興ざめです。
接続会の時に、右側にくる方には、いつも申し訳ない思いであります・・・
(スミマセン・・スミマセン・・・・)
これを解消するには、もう一台隣にトンネルから出る情景を作れば良いので、後々追加したいと思ってます。
KBMCの規格ですが、その後足をつけることになりました。
これは沼尻鉄道を再現するテーマで鉄橋を作ったり勾配をつけたり、
上下方向が立体的に進化したようです。
その他45度コーナーモジュールなども出現!実感的な情景がどんどんと皆さんの作品となってます!
(・・・すみません・・・、沼プロ不参加な僕・・・)