kondouraな時間salvage

鉄道模型を中心とした趣味の記録です

仕掛かり解消 久しぶりのナローゲージ

ここしばらく(と言いますか、何年)12mmモノでしたが、ほんと久しぶりのHOナロー・9mmの仕掛かりを仕上げました。

三重県の電車シリーズです。

f:id:kondoura:20211124171549j:plain

三重交通各線の軽便電車たち

ほんとうはエア軽便祭向けにだったのですが、間に合ったのは北勢線の砂利列車だけでした。

デ72、じつは近鉄のデ46が基。以前の祭でわけあり完成品を確保してた素材を塗装し直したものです。

なので主にパンタ周りが違ってたりしますが、そこはまあ三重ない交通・・(山田君、座布団持ってって〜)

f:id:kondoura:20211124172456j:plain

アートプロ機関車&ダンプトロ。積み荷は西武の時と同じく固めた砂利のはめ込み

f:id:kondoura:20211124172211j:plain

エア軽便祭の画像、トレインに載せていただきましたです

f:id:kondoura:20211124173025j:plain

車輪は黒染めにて。トロのはカトーのスポークに交換。

f:id:kondoura:20211124173147j:plain

中空軸車輪はそのままだとショートしてしまうので、軸受けをポリプラ素材に

 

電車も同じくアートプロのキットから。サボは磁石で貼り付いているだけなので交換可です。

室内・点灯具類も仕込みました。

f:id:kondoura:20211124173404j:plain

三重線(内部・八王子線)のモ240とモニ210。

f:id:kondoura:20211124180600j:plain

サも欲しくなりますが、以前有ったネタは下電にしてしまいました。

モ240は付随車の電装化みたいです。

モニ210は4両居ましたが、運転台が真ん中(212、213)と左(211、214)の違いが。

いつごろからか?なのですが、近鉄になる前にみたい。

f:id:kondoura:20211124173805j:plain

同じく三重線のモ261と、一瞬在籍したサ250

f:id:kondoura:20211124180726j:plain

出自は同じ兄弟。どちらも松阪線の付随車でした。

三重線のモ261は近鉄では231に改番されました。松阪線から三重線に移動されたのが昭和30年代?。多分その時に、運転室拡張するためにかドア移動&左端運転台にしています。

サ250は松阪線廃止で移動してきたモ250の電装解除車。こちらはオリジナルなドア位置のままですが、出自は261とともに付随車です。

f:id:kondoura:20211124173946j:plain

松阪線のモ250とサ410、420の編成

f:id:kondoura:20211124180849j:plain

松阪線は廃止も早かったことから謎が多い路線です

 

そのデ250の松阪線時代の編成。

こちらは真ん中で立って運転する(だと思われ)路面電車スタイル。

松阪線はブレーキ引き通し菅が無かったようで、先頭の動力車だけで停車してたみたい。

今でしたらダメでしょうね。

そのかわり多分室内灯用&連絡ブザー?用なのか小型のジャンパ栓受け装備。

サ410、420はアルモデルキットから。台車はGM気動車用アーチバー指定なれどすでに無く、マイクロトレインのものを使いました。

車輪はこちらもカトーのスポークに交換してます。

 

松阪線は近鉄にならずに廃止され、木造車とガソリンカー改造サ、凸型電機デ61などは廃車されたのかな?です。

 

f:id:kondoura:20211124175018j:plain

付随車も室内・灯具類入れてます。

全車、室内装備、ヘッド・テール・室内灯を装備しました。

電車の埋め込みテールライトはケースの内径をちょっと太くさらいましてライトレンズを大きなものに変更しました。

なんとなく実車のイメージでここが気になるポイントのような・・でしたので・・。

f:id:kondoura:20211125211633j:plain

下電になった三重交通松阪線のモニ201

 

 

ちょっと工作過程ネタ

最近はワールド工芸に見られるエッチング主体キットが主流。

工作始める前にまずは耐水ペーパー磨きなどおこなってます。

ハンダがスーッと吸い込まれるように汚れや脂分など除去。

f:id:kondoura:20211124175357j:plain

800ぐらいのペーパーで水磨き、台所洗剤で洗浄

あと集電ブラシも簡単に追加するだけで走りが安定します。

車輪の左右動が大きく、台車の外カバーにあたるのをこの燐青銅線で抑制する役割も。

このあたりもショート対策です。

f:id:kondoura:20211124175731j:plain

穴を開け、0.25mm燐青銅線を通すだけ

f:id:kondoura:20211124175856j:plain

車輪裏側の車軸にあたるようにしました。

f:id:kondoura:20211124180328j:plain

車軸にほんの少し押し当て、左右動も抑えて。

 

そんなこんなで、久しぶりのナローゲージ工作報告でありました。

今年はこれで打ち止めでしょうね・・(仕掛かり解消の道は未だ続く・・です)

f:id:kondoura:20211124181254j:plain

軽便鉄道で定期砂利列車はあまり聞きませんですね・・

 

追記で

デ72のモーター交換しまして走行性能アップさせました

f:id:kondoura:20211128173116j:plain

0612タイプでしたのでパワー不足、手元で使えるモーター・・さすがに今更キドは無い

走行させますと小径カーブでの負荷とかに負けてしまっている感じ。

悩みましたがやはり気になるのはモヤモヤ消化不良。

他の電車シリーズと同じサイズのものが手元にありましたので「よし、やるべ!」と。

 

f:id:kondoura:20211128173900j:plain

載せ換え完了した状態。手前のが基のモーターです。ついでにフライホイールも装着

ウォームギヤーも小さいものに。ポジション低くするためべーク板は外し床板にも穴開け。

ついでにフライホイールも入れてみました。

モーターホルダーは端材から仕立てなおしてギリギリクリアーです。

 

f:id:kondoura:20211128174559j:plain

走行テストも無事完了。このサイズですとフライホイール効果有りですね。

 

無事、走行テストも良好な結果になり一安心です。

うん、良い天気に引きこもりしたかい有りましたです。

 

一応動画でもbefore・after↓(なんとなく撮ってみた)

youtu.be