kondouraな時間salvage

鉄道模型を中心とした趣味の記録です

沼尻つづき

車載カメラはいつも人気があります!
電波の関係で、なかなか安定しないのが苦しいのですが・・・。

今回の運転会ではあまり画像をおさえてません。
なので、ちょびっとだけ




地元での運転会。
通常の鉄道マニアが集う運転会とはちがいまして、ほとんど鉄道に興味の無い人々が来ます。
その時にまず驚かれるのが、情景の細かさのようです。

そして再現された建物が実在してましたらなおのこと。
普段無口な人も、どんどんと話がはずむようです。

沼尻鉄道の記憶があったとしたら、すでに50歳以上の場合が圧倒的です。
そのような方々が、「ここには●●さんが住んでて、裏には牛小屋があって・・」
など、40歳前の若い人々との会話が楽しそうです。

若い世代の方々も、積極的に聞き出したり。
小学生でも、じっさいに住んでるのですから、当時の情景とのつながりが、
あたまに浮かんで楽しそうです。

そのような笑顔を見て、クラブ全員から
「開催して良かった!」との感想。つかれも吹っ飛びます!




「ウチがあるー!」
とあるご夫人が大喜びされてました。
家人や知りあいをつれて何度も足をはこばれてました。
この家は半分改築されて当時の様子は本などから想像で作者が作り上げたものでした。
ご夫人、翌日には繊細な調査資料を携えて再度来場!
おばあさんなどに聞き出した見取り図で作者に説明中であります。

こりゃ作り直さなきゃねえ!とのことです。




右側の女性はナカさん。
この方が中心となって開催されました。
ちいさなころから家ノ前を走っていた軌道に興味があったそうで、
おひとりでアチコチ回って残された写真を集めたり、当時の関係者から話や道具を集めたり・・・。
ほんとうにコツコツと。
毎日グラフに載った新井さんの写真に感動して、辿り辿って連絡をとったりまで
行動的な女性です。
(シェフが泣かせちゃったんですよね・・・開催できた嬉しさでおもわずとのこと)

おとなりの方は当時の運転手、力さんです。90ウン歳とのこと。
コッペル時代から最後まで・・・。在籍した動力車は全て走らせたとのことでした。
「コッペル動かすたのはオレしか残ってネ」と
だいぶハードな話も

ボケボケになぅっちゃいましたが、コッペルの前に並んでいる真ん中の人だそうです。
(最終列車の運転手として新聞記事にも載ってました!)




なかさんの集めた資料の一部が転じされてました。
「懐かしの沼尻軽便鉄道」「続・懐かしの・・」を自費出版されたのもナカさんです。
いなかの人でも買える値段に抑えたかったとのことで、
資料性の濃厚さにくらべて¥1,500の格安金額の訳が解りました!