kondouraな時間salvage

鉄道模型を中心とした趣味の記録です

KEMURI PRO 写真集〜


一年放置してしまいました〜。(なさけなや・・)

ものすごく幸運!?なことで、数年前から「南軽出版局」けむりプロ写真集の制作に加わらせていただいております。
未だに自分がほんとに良いのだろうか・・・の言葉が頭のなかグルグルしながらなのであります。
そんなお話で・・

先月、写真集5冊目になります「北のoldAmerican」が発売になりました。
うれしいお話で、北海道新聞11月20日号で紹介いただいたとのお知らせ。
(道内全域へ〜)

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0340117.html

また昨年の「貝島炭礦鉄道」も、資料おかりした宮若市石炭記念館で写真展、その紹介を西日本新聞さんでされてとのこと。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikuhou/article/290178

西と北の炭砿鉄道それぞれ。すばらしい!であります。


その貴重な記録写真、さわれるだけで鼻血ブーなのですが、お恥ずかしい?ことに大先輩の手で撮影されたのは
ほぼ自分が生まれる前〜幼児期なのであります。
(この辺でボ〜っと頭の中が夢空間・・)

やっぱりけむりプロ、そして周りの皆様(フォロ輪ー?)の行動力、感性、表現力は・・言葉にできないすごさです・・。
・・・考えてもないところからつくり出す世界?

基隆、ダージリン、ペルスは海外の鉄道です。(いや、だって当時そこに行って機関車写真撮ろうと思う学生・成人したての日本人ってだけで考えつきません!)
なかなか一般の鉄道趣味人にはなじみありませんですね〜(僕も含めて・・・)
たとえば接点をたどるとしましたら

鉄道が好き→地元の汽車・電車を見て楽しむ→この鉄道の歴史しらべて初期導入汽車を知る→どこでつくられたのかしら→メーカーを調べる→
同じメーカーの汽車を知る→輸出した地域を調べる→ブラジルに居た

なんて大回りしたやっとたどりついたほんの一部の好き者〜みたいな。
でもそれだけ道のりたどりますと、まあだいたいただ者ではないお方に育っている(でしょ!?周りを見てみますと)

九州や北海道が廃止になったりで、見たいのが無くなったから「じゃあ国外にさがしに行こう!」となったのだよ・・・が
けむりプロ写真集はじめに聞いたことでした。

ちなみに、ダージリンは南軽出版での在庫無くなったとのことで、出回っているのが最後になるそうです。



ところで、今年はあの「鉄道賛歌」復刻もありましたです!
こちらも表紙ほか、少しかかわらせていただいたりで・・・(すみません、また夢空間状態です)

基本は復刻なので旧版をとりこみつつ(印刷所の方で)な写真集なのですが、手直しできる一部写真データと表紙などが変わってたりしております。
初版との違いを少々〜


表紙で、右が旧版、左が復刻になります。
(どちらもハードカバー版での比較。ソフトカバー版は本体表紙無しです)
カバーはマットコーティングに。
本体表紙は白地になりました。タイトルが入りましたのは、
「図書館とかだとカバーとられちゃってなんの本だか解らなくなっちゃう」とのことで。
カバー後ろ側にも9200の写真いれてます。これも「何の写真集だか解らない」とかの声が当時あったそうですので。
阿里山シェイのカバーはこんな話からの改定とか)
ほかに当時メンバーだけ所有の特性皮カバー本なんてのもあったそうです。

で、中の写真ですが、ネガ行方解らないのもあったりで、デジタル修正したものの一部を比較ご紹介で




白っぽい紙質が新版になります。
(1,2枚目が下、3,4枚目が上)
写真さわりますと、当時の暗室テクニックのすごさ、ひしひしと感じました。

また、北のoldAmericanと同じカットだな〜とか思われるのも、じつはちょっと違うかぅっとだったりします。

上がoldAmerican、下の賛歌(これは旧版です)1カット前



これもoldAmericanと賛歌で9201視点違いです。
賛歌特典は9237号機で撮影者・時期ともに別になっております。



このような遊び?がちらほらありますので、おもちでしたら見比べるのもまた楽しいかと!

7枚セットになってます特典は、「1枚づつ額に仕立てたいんだ」とのリクエストでした。
なお、このようにはさんで保管できるようにサイズしたててあります!



しかし・・・、模型はとんとご無沙汰なまま・・・
う〜ん・・