kondouraな時間salvage

鉄道模型を中心とした趣味の記録です

サウンド運材

木曽モジュールクラブでDCC運転を本格導入したのはNHK収録の後におこないました王滝村での運転会からです。
(それまでは試行錯誤してました)
サウンドに関しては一度運材台車に仕込んでみたり、シェフさんはB客に仕込んだり・・。
ただ走行や音切れ、そして音量不足などで問題が残っている状況でした。
そこでこの王滝村に向けて実用的なサウンド運材を!と思い仕上げたのがこの3セットです。

片側はデコーダー、そしてもう片方にスピーカーを組み込んでます。



このサウンドデコーダー、サウンドトラックス社のDSXシリーズです。
ところが大きさがほとんど運材台車と同じくらいです。
そして値段もなかなか苦しい・・・
そう簡単にはいきません。



まずデコーダーの台車に集電ブラシを取り付けます。
運材台車、試作の時はロスト製のワーゲン製品を使ってました。モデル8で3.8mm片絶縁車輪が有りまして、
それを組み込めば台車経由で電流を吸い上げられます。
集電ブラシを付けない分、走行に負担かからない!・・だったのですが・・
なんと、機関車と連結した時にカプラーを経由してショート!
早々にこの案はボツです。(脱線しても即ショートですし!)
改良版では乗工社プラ運材台車に燐青銅線にてシューを組み込み、全軸集電とあいなりました。
しかし、モデル8の車輪もなかなか手に入らない状況。
そこで一部ではだるまやの3.8で代用してます。こちらは両絶縁となりますがブラシ付きですので問題なしです。
(ただし、プレーン軸をピポット軸に削ってます)



スピーカーへの通電は極細コードのジャンパー線でまたがせてます。
容量不足かも?と思い、一応ダブルにしてます。(なので4本見えます)



スピーカーは小判型のタイプを使いました。
大きさはなるべく大きい方が音量もハッキリします。
そのような訳で、1級線で編成に組み込んで運転できるまでになってます。

しかし、公開運転など人ごみの中では音量不足はいかんともできません。
自宅では充分なのですが・・。
ちなみにKMCどんぐりさんの作品は精度がしっかりしてますので、片台車集電でも音切れがほとんど無かったりします。
うーー・・、未熟者め!(自分)