すでに3ヶ月もすぎてしまった2021、ようやっと最初の完成はペーパー電車。
KIHA組み車体からの西武351であります。
紙物は久しぶり。作る工程や技法などすっかり??なのですが、この素材は箱までしっかりと
でき上がってますのでなんとかなるかな?でありました。
とはいえ、3両一気にはじめるのも不安・・・
なのでその前段階で東横のキハにて習作いたしました。
鹿島参宮鉄道時代のスカ色としてたのですが、インレタとか無い・・・・
で、ここまでで中断となっております。
てなことからなんとなく工作イメージを取り込んだので西武電車に取りかかったのですが・・・
KIHAは可能な限りペーパー素材にこだわっててすごいのですが、Hゴムとか
後々苦しみそう・・・。
なので交換できそうな部材をアレコレ取り入れております。
(ドアは窓が小さいのが最初から気になってましたし・・)
正面窓だけは加工無理そうでした。ちょっと不安・・・
ドアをはめ込み固定後、補強のためアングル材を室内貼りしてます。
東横キハで室内灯スペースに苦しみましたので、今回は屋根内板を取り去りました。
車体のペーパールーフだけではフニャフニャなので、その補強として何枚か紙シート重ねて瞬間接着剤で固着。
これでけっこう堅い屋根板となります。
これでおおむね車体の基本仕様ができましたので、この後下回りの製作に移行しました。
DT10台車はアートプロ製が有ったので良かったです。サハのTR11は手持ちでモデルワーゲンのから。
その他の機器は、似ているものなど寄せ集め状態であります。
(実車を追求するのも難しいですし・・)
ペーパー車輌、技術力が未だ未だなのでどうしても角が甘くなりがち・・。
なのでちょっと細い部分とかエッジを出したい時に金属素材も取り入れております。
(ライト先端とか、パイプ輪切りをペタッと貼り付けなど)
蛇足ですが、昔、いさみやさんで見たペーパーのキハ40はすごかった・・・・
ペーパーでも可能なんだ・・とビックリでした。
(たしかTMSにも製作記事載っていた記憶)
で、なんとか塗装工程に進行。
ここが最大のキモ(&最大級苦手2部門の片翼)
真鍮製でしたら最悪やり直しもできますが、ペーパーではシンナープール出来ません。
スエード調スプレーです。あ、なんかヤバいのでふき取れるか???→大惨事拡大。
(スプレーが古かったのか、なぜかボツボツに。ちゃんと缶圧上げたのに・・)
もうこうなったらしょうがないので、じっくりやさしくサンドペーパーかけであります。
ところが補強したとはいえ、いじくりまわしますと屋根の方も怪しく凹む気配がに・・・
結果、完全ではないのですがなんとか許して?な修正までこぎつけたか?であります。
動力はイモンのモーターとギヤーです。試しにフライホイールも仕込みましたが、2コ入れたほうが良かったかなです。
(現状、床板凹みスペース足りなくて追加できずです)
固定編成なので通電カプラー仕込みましたが、ギヤーとのあたりかなり力技です。
ちなみに、最近は室内配線をこのモーター巻き線使ってたりします。
以前、LED配線にと確保したのですが、予想以上に太かったため使ってませんでした。
この皮膜線を床板室内側上面に3〜4本並列で貼り付け、その上に床材を模したシートを切り出して両面テープ貼り。
グニャグニャと室内で踊るコードとかの悲しみとは無縁で気に入っております。
(もしも再度加工でもシートはがせば良いですし)
↓
車輌以外でもレイアウトの橋りょう部分や建屋内配線など、目立たしたくない使い方に重宝したおります。
車体と床板は燐青銅帯材でのツメ接点で通電させてます。帯材はそのまま妻内面貼り付けて屋根下で基板に接触。室内灯などライト類配線はここにネジ止めすれば完了。
(もしも前照灯が逆だった〜・・・でも、ネジ止め逆さにすれば解決!)
工作や調整などで開けた時などいちいち配線を外さないのでスッキリと進められます。
てなことで2021最初の作成記録。
(↓またいつものアレ部分なのですがささっと記録画像)
このペーパー車体は強度もあり、とても良く出来ているのですが、ちらちらとダウト部分がとてももったいない残念部分かなあでした。
もし技術力有れば基シートから仕立てつつ、修正しつつでしたらかなり良さそうです。
(不安でした正面Hゴムも線材から作れますし、351側面窓の大きさとサハの屋根はかなり心残りでした)
あ、ワイパー付けわすれてる。
西武、あと451のエッチング板が残っている・・・
ちょっと遊びたいネタです。