kondouraな時間salvage

鉄道模型を中心とした趣味の記録です

久しぶりの完成記録で

エア軽便祭が終わってまだ日も浅いのですが、ずいぶんと前に感じます。すっかり暑さも消え去り秋も本番?な10月はじまり。

軽便祭ではほんとに久しぶりにtwitter復活いたしまして、昔の画像(不甲斐ない・・・)で参加いたしましたところ、多くの良いねいただきました。

皆様ありがとうございました!

ガラケー使いなもので、PCでしか見れなかったり、使い方や操作ボタンが解らなかったり・・、返信もできずに申し訳有りません・・)

 

 

久しぶりに模型工作記録。とはいえ、またナローでは無く12mmで。

(しかも自分用では無いネタです)

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FABとWWキットでまとめた旧国73

昨年、唯一仕立てましたのも73(西武401ですが)だったのですが、この6両は

それ以前から手を付けてました。

とある所へ基本塗装(茶・屋根グレー・室内薄緑)をお願いしたまま1年強の時間が経過。

その間に西武が仕上がりでした。

 

この編成、青梅線の仕様になってます。基本4両+増結2両。

本来クモハ40が増結ですと良いのですが、残念ながら製品無いようで・・・。

 

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クモハ73 505 サハ78 146

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モハ72 694 クハ79 444

クモハ73とサハ78はFABキットから。

クモハにキャノンモーター仕込んで両台車駆動です。そのため二重になってる床板内へ

ミクロウエイトを詰め込んで密封しました。

 

クハ79とモハ72はWWの300・600番台から。

クハは中央線でスカ色だったのですが、最後に青梅線へ転属。

茶塗りとなったようです。なので中央線時代の痕跡でATS、窓保護柵、室内ニス塗り&戸袋内ベージュ等々・・

こちらは床板くりぬいてプラ素材などで軽量化。

通常平坦線の運転ではそこまで気にしなくて良いのですが、

勾配有る場合、速度のバラつきなどの予防にと。(Kondouraのレイアウトなどだとアブナイ)

 

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クモハ73 333 クハ79 942

63改の73原形タイプはFABキットから。こちらも先ほどクモハと同じく動力化。

ウエイトも同様仕様です。

製品ではなぜかサボ受けが小さく、気付いたのがサボ差し込みする時・・・。

クハ79 444よりも12%縮小サボになっちゃいました。

(以前の片町線ではサボ受け取り付け無かったですし・・)

全金クハはWWキットから。こちらもそのまま組みますとかなり重くなりますので軽量化アレコレしてます。

 

 

今回の6両も室内&灯具類しこんでます。以前101での行き先幕は室内灯の明かりを引っ張ってきてましたが、

今回は個別に分離させた光源にしてます。編成の中間に入れた時に消灯できるスイッチも有り。

また原形73など運行窓は前面上部にある白熱灯で照らしている風に調整しました。

模型は裏面から光らせてますが、そこにグラデーションかけたフィルム貼りました。

(ほんの2mm幅でのグラデーションなので無理もアリアリなのですが・・)

室内灯は原形などは白熱灯?とか思ってたのですが、ほぼ蛍光灯に改装されているとのこと。

 

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パンタの妻側

あと、今回初めてパンタ紐を付けました。他の配管より細く、柔らかく見えるように

モーター巻線を使ってます。が、思った通り難関ヶ所でした。

 

 

で、いつもの情景(しか無い・・)で簡単に記録も撮りました。

これにて一応完成?(未だ走行安定性確認が・・)

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ちょっと青梅線に見えなくも無いかなで・・・

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LED光は直線的なので、ほんわり拡散させる調整もしてたりします。

 

おそらく73作成は続く予感・・。自分用仕掛かりも解消させなければ。

 

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ほぼ101系な全金クハとのアンバランス感がまた魅力です

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ちょっと幕が明るかったかも・・・です。101系ではもう少しボンヤリでした。

 

鉄バカ

1975年、小学5年生で鉄道巡り・・・って、今から考えればよく親が許したなあ・・・です。

バカがつくほど鉄道好きがうるさかった?

あと、子供料金だから・・が理由みたいです(これは言ってた・・)

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常磐線で仙台へ。日暮里カーブで旅の初カットでした。

田園都市線・緑ケ丘に住んでまして、始発で乗れるのが上野駅20番線(当時は地平ホームの一番端)5時55分発。

時刻表の見方もマダマダでしたので、ホームに行った時に客車列車だったのがかなりの衝撃でした。

なんせ、東京にはもう電車しか入ってこないと思い込んでましたので・・・

国鉄は山手線くらいしか乗る機会なく)

「うえ〜・・・手動扉。これ開けっ放しで乗っても怒られないの???」

「窓開けるのが重い〜〜〜!」

「うわ〜・・、ピンクの機関車がガシャガシャ引っ張っている!」

電気機関車は青か茶でしょ・・な頭。なにこれファンシー・・・

あと、交直電車の小豆色1色が・・重い___

(田町の京浜東北線高架で見るカラフル電車からは遠い別世界感)

 

仙台の親戚宅に一週間強お世話になりました。

とにかく毎日朝からあちこち乗り回し。

仙石線仙山線仙台市電(廃止3ヶ月後)・・・

そして一番の目的地は花巻。当然廃線後なのですが、軽便路面電車(ビックリな細い電車)の跡を見てみたかった・・・で。

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花巻駅貨物ホーム跡や花巻温泉方面の軌道跡、途中で見つけたデハ57

この時、情報は何も有りませんでした。とにかく暑い中ウロウロしてましたら

馬面電車、デハ57など見つけて大喜び!実車見れるとは思ってませんでした。

 

この花巻へ行く途中、石越からの栗原電鉄を見まして、ちょっと乗ってみようかな・・と翌日訪問。

こちらもまったく情報無し、時刻表に記載有るなぐらいで、電車だか気動車だかも知りませんでした。

で、電車でした。なにやらスマートでノーシルノーヘッダー。

ボロボロな旧車好きなので、う〜ん(不謹慎)でしたが、貨物がなんとも気になりまして、

翌日も再訪問。ついでに終点まで乗り通したり、車庫をウロウロと見学したり。

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ED20と35、そして鉄バカ小学生の自撮り。

旅の帰りは東北線経由。途中福島でまたしてもウロウロと。

飯坂線にもちらっと乗りましたが、軌道線廃線跡を伊達までたどりました。

写真はもうフィルム残り1枚でしたので、国道を越えるところに有る例の架線柱を撮ったはずなのですが、

ネガが行方しれずです。

 

カメラは二眼レフで12枚しか撮れません。フィルム5、6本だけしか持っていきませんでした。

(現像代も高いので・・)

同じ頃、このカメラで撮ってたのが↓のような写真です。

小学生がおなかのあたりのカメラで撮るから、自然とローアングル。

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たぶん、これも小学校5年ごろ。はじに写っている子供が一緒に行った同級生(だれだったか忘れました)

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日立は翌年だったかなです。やはり5時55分の常磐線で向かしました。後ろのクハが東横キハなれのはてとは全く知りませんでした。

 

 

この頃、模型は16番(カワイの市電やツボミのBテンダー、カツミのED65など)から

Nゲージへと代わる頃(安かったので)

初めて作ったのはスハネフ12(GM)でした。(機関車も無いのに・・なぜ?)

 

その後、ニコタマのいさみやで中古のキハ20下回り(M1+T3)ゲット。

床板も有りましたので、それを使った着せ替えボディーを仕立てました。

当時はトミックス未だ無く、ディーゼル機関車はDD13、気動車はキハ20、82ぐらい。

なので陸蒸気〜ひかり・・をバイブルにしつつ。

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キハ10、16、17、26、キハユニ15などの他、頼まれてキハ81も。

その後、やはりいさみやでゲットした中古の関水EF70などから1/80ナローを作成。

(DLはトミーC型DLの動力。EF70は、最初NでDF50仕立てました。その下回り使い回し)

井笠、頸城、尾小屋、駿遠風とごちゃごちゃです。

猫屋線の世界ですね。

スプレーなど難しいので筆塗り(東急グリーン)、トレーラー類は中までしたててます。

キャンバス屋根はティッシュ貼り。椅子はバルサ材。台車はGMのTR11とトミー貨車。

朝顔カプラー買えませんので紙で作りましたが、さすがに強度不足です。

これ、TMS車両コンテストに出品した記憶あります。

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いさみやにナロー系の図面も有りましたので、基にしつつ、一部アレンジ。

そういえば、 猫屋線の軌道世界イメージネタ基、寄せ集め画仕立ててましたですね・・

こんなのに北鉄金沢仙台市電とか、細身サブロク軌道線混ぜていくのも有りそう?

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並べてみたら、ナローの花巻の方が大きい・・

 

以前の日記↓

 

kondoura.hatenablog.com

ほんと、今も昔も鉄バカであります。

レイアウトモジュール作成とレールの敷設 覚え書き

覚え書き続きを・・。

初期はモジュール台に穴開けて立体感ある情景にしてまして、これが経年変化などでけっこう醜くなってしまいました。

台枠の強度不足もあり、反り返りやゆがみなどで走行にも悪影響。

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このあたりが劣化大きかったです。玉電渋谷駅や12mmの田舎電車

そのことから、モジュールの台にはなるべく穴を開けないようにしつつ、立体感出すため走行路盤は

少し高い位置に通してます。

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HOn3の路盤状況。

 

路盤は加工しやすいようにシナランバー。枕木の幅で切り出します。

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バルサ材をシナベニヤで挟んだような合板です

カーブなどもむりやりノコギリで切りますが、カーブの規格を何種類かまとめて用意して、

後で必要箇所用に小分けにしてます。

それを↓みたいな構成で道床つくります。

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コルクシートはカーブなどでも追随しますので便利です。

 

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路盤裏面に間隔あけて切り込みを入れておくと変形反り返りしづらいです

 

モジュール台の接合端面あたりは、ネジなどで特にしっかりとさせると、

経年変化も少なく良いようです。

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温度変化や乾燥などで劣化を防止。無いと右図みたいになることも

 

フレキを使わず引き抜きレールからハンダレイ?話し続きで・・。

路盤を仕立てた後、切り出した枕木を貼り付けます。

基板とバルサ材でだいたい1:4間隔。部分的にギャップ入れますので、そこは

基板を集中させて強度もたせてます。

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レール固定後、ドリメルなど使ってギャップをカット。

 

ギャップは電気的ではなく、温度変化でレール伸び縮み対策です。

ハンダでガッチリとレール固定しますので、気温変化での固定部破断、破損を避けるためです。

(なので、各ブロックへの面倒ですが電気配線もきっちりしなければです)

288mmは、実物での25mレールからの割り出した間隔で、どうせジョイント音するなら萌えるリズムで!です。

この対策が良かったかは?ですが、いまのところレイアウトは無事破損なしです。

 

 

この温度での伸び縮み、はんだする時も注意です。

基板枕木へは数ヶ所おきにハンダ固定した後、抜けてる箇所も固定。

水で冷やしたり放熱クリップとかも使いつつ、なるべく熱を分散して逃がすのが良いです。

あと、レールは施工前磨き(特に底面)、その後バスマジックリンなどで洗っておきます。

製造時の油分や、酸化被膜の除去をおこたりますと強固に固定できないことに・・

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初期の頃、これでガックリ・・がありました。

 

情景仕立てる時は水気なども多いですし、木部への影響は少なくなさそう・・。

染み込まないように仮塗装しておいて、表面カバーするなども良いかもしれません。

 

 

KMC、砂利沢カーブモジュールはコード40使いました。こちらも今のところ安定しております。

(モジュール台も穴開け無しです。変形してないようです)

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蛇足で・・

KBMC下電モジュールはトミックスシステムレールが指定されてます。

そこで、ハンドレイでは無くレールの見え方をちょっと誤魔化しました。

Nゲージは完成度高い素材多いですので、猫屋線とかにはこんなアレンジしつつ安定走行確保が良さそうと思いました。

 ↓以前の記録

kondoura.hatenablog.com