仕掛かり解消 久しぶりのナローゲージ
ここしばらく(と言いますか、何年)12mmモノでしたが、ほんと久しぶりのHOナロー・9mmの仕掛かりを仕上げました。
三重県の電車シリーズです。
ほんとうはエア軽便祭向けにだったのですが、間に合ったのは北勢線の砂利列車だけでした。
デ72、じつは近鉄のデ46が基。以前の祭でわけあり完成品を確保してた素材を塗装し直したものです。
なので主にパンタ周りが違ってたりしますが、そこはまあ三重ない交通・・(山田君、座布団持ってって〜)
電車も同じくアートプロのキットから。サボは磁石で貼り付いているだけなので交換可です。
室内・点灯具類も仕込みました。
モ240は付随車の電装化みたいです。
モニ210は4両居ましたが、運転台が真ん中(212、213)と左(211、214)の違いが。
いつごろからか?なのですが、近鉄になる前にみたい。
三重線のモ261は近鉄では231に改番されました。松阪線から三重線に移動されたのが昭和30年代?。多分その時に、運転室拡張するためにかドア移動&左端運転台にしています。
サ250は松阪線廃止で移動してきたモ250の電装解除車。こちらはオリジナルなドア位置のままですが、出自は261とともに付随車です。
そのデ250の松阪線時代の編成。
こちらは真ん中で立って運転する(だと思われ)路面電車スタイル。
松阪線はブレーキ引き通し菅が無かったようで、先頭の動力車だけで停車してたみたい。
今でしたらダメでしょうね。
そのかわり多分室内灯用&連絡ブザー?用なのか小型のジャンパ栓受け装備。
サ410、420はアルモデルキットから。台車はGM気動車用アーチバー指定なれどすでに無く、マイクロトレインのものを使いました。
車輪はこちらもカトーのスポークに交換してます。
松阪線は近鉄にならずに廃止され、木造車とガソリンカー改造サ、凸型電機デ61などは廃車されたのかな?です。
全車、室内装備、ヘッド・テール・室内灯を装備しました。
電車の埋め込みテールライトはケースの内径をちょっと太くさらいましてライトレンズを大きなものに変更しました。
なんとなく実車のイメージでここが気になるポイントのような・・でしたので・・。
ちょっと工作過程ネタ
工作始める前にまずは耐水ペーパー磨きなどおこなってます。
ハンダがスーッと吸い込まれるように汚れや脂分など除去。
あと集電ブラシも簡単に追加するだけで走りが安定します。
車輪の左右動が大きく、台車の外カバーにあたるのをこの燐青銅線で抑制する役割も。
このあたりもショート対策です。
そんなこんなで、久しぶりのナローゲージ工作報告でありました。
今年はこれで打ち止めでしょうね・・(仕掛かり解消の道は未だ続く・・です)
追記で
デ72のモーター交換しまして走行性能アップさせました
走行させますと小径カーブでの負荷とかに負けてしまっている感じ。
悩みましたがやはり気になるのはモヤモヤ消化不良。
他の電車シリーズと同じサイズのものが手元にありましたので「よし、やるべ!」と。
ウォームギヤーも小さいものに。ポジション低くするためべーク板は外し床板にも穴開け。
ついでにフライホイールも入れてみました。
モーターホルダーは端材から仕立てなおしてギリギリクリアーです。
無事、走行テストも良好な結果になり一安心です。
うん、良い天気に引きこもりしたかい有りましたです。
一応動画でもbefore・after↓(なんとなく撮ってみた)
西武の砕石貨物列車
ペーパー続きの次はまたしても西武でした。
青梅デキ1から仕立てましたE41牽引の吾野砕石貨物列車であります。
青梅デッカー4兄弟がそろって西武入りしてますが、この41だけ早く引退したみたいで、資料写真もあまり見かけないですね・・。その上ややこしいのが、小型の特長ある個体だったり。
東武のED3000(総武鉄道・野田線出身)や秩父デキ6、7あたりの大きさになるようです。
工作では外観の他、モーターを大きくしたり点灯化したりと手を入れてます。
せっかくなので牽引する貨車も西武らしく砕石貨物編成でまとめることにしました。
選んだ素材はpempプラ貨車トラ6000。木材運搬考慮でロングなのですが、切り継ぎ短縮するとトム301に出来そうです。
この製品、ころがりが良くないのでスポーク車輪に交換、軸受けも埋め込んでみました。
ウエイトも載せたらちょっとの傾斜でも走り出して落下寸前に!
「♫走り出したら止まらないぜ〜・・」
なんとかイメージどおり出来そうかな?でしたので、手元にあった7両分を西武トム301風に改造開始。
ネタは今もイモンに引き継がれて購入可能で、しかも側板受け金具が追加され単品売りされてます。
車輪の交換他、ブレーキホースや解放テコ受けなどロストパーツを投資。手すりなど諸々のモールドなどは削って真鍮線に。
プラ切り継ぎなどは昔GMキットでかなり遊びましたが、まったく上達できませんでした・・。
今回も同じくなのですが、木製側板なのでキサゲ刷毛かけて誤魔化し。
この後、箱組み→塗装と通常通りの工程でした。
積み荷はバラストをボンドで固めるのですが、精度よくないので7両の車体長がビミョーに違います。(ほんと、上達しないです)
なので現物合わせにて。
ベースにイラストレーションボード&紙粘土盛りを仕立て、荷室内部にクッキングシート折り込んだ枠の中に設置。
ボンド水溶液を塗ってからバラストをザッと投入です。
この後クッキングシートを剥がしてから抜けている部分を補充修正。
最後にボンド水溶液を塗って固め、乾いたら完了です。
てなことで西武もの追加完了でありました。
吾野つながりでカトーも作ってみようか・・・・とかよぎる想い・・(ほんと、懲りないです)
蛇足で、
記録撮影ついでに東横キハも
そういえば、メトロの新車お披露目されましたですね。
同社他線向けや東急2000より好きかなと思いましたです。
風に乗って聞こえてくる爆音もだいぶ少なくなってきました。
(おじさん的には旧6000系のウミャー〜〜音の方が爆音との思いで)
伊豆箱根のトム画像が有ったので