kondouraな時間salvage

鉄道模型を中心とした趣味の記録です

仕掛かり解消2018 その3



仕掛かりの江ノ電800をでっちあげてみました。
ほんとは訳あり機関車のレストアをしてたのですが、少々部品に問題がありましてストップ。
そこで手元にありましたこの箱をしあげることに・・・。


基はアートプロから出てましたエッチング板で、レイルロードの1/87バージョン。上田丸子電鉄モハ2341・42です。
山梨交通のモハ7・8として生まれ、廃止後に上田へ。海の無い所で活躍してたのが、最後に嫁いだのが湘南の軌道線でした。

最初モーターを減らされ、パワー不足になった上に車端2つ扉が乗降時間に影響でてしまい、
運用から敬遠されたとかで車庫で昼寝状態。同じ連結車の600とは差がでてしまいます。
藤沢駅が高架になるため再度モーター増設化。パワー不足は解消されましたが3ドア化されるまではやはり予備選手状態だったようです。


模型は箱までは組んでましたが、妻面に大穴を開けた所でストップでした。
(↑これで江ノ電確定)
以前は台車とかが無いなあ・・・だったのですが、最近調べましたらヤマ模型のが使えるかも?(枕バネが違うのですがまあ良しで。あと都合よく4〜5%ほど縮んでるみたい)とかで採用。

ホワイトメタルの側なので、内側に真鍮材から台車ワクを仕立ててます。
軸距離は17mmと20mmがありましたのでそれぞれ2両分づつ用意しました。
今回使ったのは20mmので、画像は17mmの方。





インレタとか室内とかが未だなのですが、とりあえず形になりましたので記録。
(あとモーターとかも少し置き方変更しなければダメかもなど)

江ノ電ではこの後3つドア化改造されたり、正面ライトなど下ろされたりでいろいろと崩れてしまうので、
(そのかわり活躍しはじめましたが)
せめて模型では一番好きなスタイル〜にて。
じつは乗工社玉電キットも2両確保しているので、将来仲間を増やせたらなあ〜とか・・
(そちらは仕掛かりではないのでマダマダ先です)
ちなみに17mmの台車はそれ用であります。


久しぶりに引っ張り出しました玉電80でイメージ。
すでに渋谷駅モジュールは解体処分済みなので動かすことも出来ないのですが。車両だけしか残ってません。
(カトーのユニトラックも貸し出したまんまなのでほんとに16.5mmレール無いんです。われながらビックリ)




そういえば昔、乗工社Nゲージ素材で江ノ電のコレがあったような・・
小田急の荷電も。動力はだしか電気機関車利用?)
ふと想い出し〜


KBMC泉さんのモジュールお借りしてなんちゃってシーン!?

仕掛かり解消2018 その2

エイドリア〜ン〜〜
最終ラウンドまでアポロと戦いきった、ロッキー
そんな気分かも?で

仕掛かり第2段がだいたい形になりましたので記録・



前回の片町線から続きでまたしても色もの国電南武線の101系。
最近はFABからも出ているようなのですが、これはマスターピース製です。
仕掛かりのまま、タイムカプセルに格納したのが2005年だったようです。
しかも「やっちゃいました・・」の難易度高い状況でした
(大きな声では言えないですが・・、すでに間違いも・・)

http://d.hatena.ne.jp/kondoura/20050920/1127199917



正直、まともに完成させるのはもうダメだろうなあ・・でした。
ザックリ屋根を取り去って木製で仕立てるのがせいぜい・・。

で、前回の片町線を仕立て上げました時に、これもパテとかでなんとかできないだろか・・とか思い立ちました。
丁度三月末の池袋にてお会いしました素材に慣れたモデラーさん方々に話を聞き〜(ありがとうございました〜!)、
ホームセンターで試しに何種類か確保してみましたのが↓になります。
(ほんとはタミヤので・・とのお話だったのですが、ちょうど手に入りましたので!)



具合を確認しまして金属用をつかうことにしました。
これ、固いのでググ〜っと伸ばすとかは難しいです。
手でもむのも一苦労ですし、デブコンと同じにおいとべた付きです。
が、固まりますとけっこうな強度。

黒くなった車体、まずはボコボコ屋根上をキレイに整えて。
この後、パテを盛りつけ。


内側にもパテ。
屋根真鍮板の表裏からパテでサンドイッチ。
しかし、固い。薄く伸ばすのが辛いです。
水ぬらすと伸びるようですが、軟弱にもなるそうで、固さに負けずなるべくがんばってみました。


硬化した結果、強度はバッチリ。ただし重量もアップしてしまいました。トレーラーの軽量化には少々やっかいです。
とにかく、粉だらけになりつつあとはひたすら整えて・・。
(ほんと、地味にじっくりと。下手に力こめますと車体が凹んだりゆがんだりなので緊張です)



良いかな?の確認のため、一度サフェーサーを噴いてみました。




てな感じで、ここからようやっと通常の工作再開となったのでした。

ここからもアレコレ手間を加えております。(モロモロのパーツ穴が巨大なので一度パイプ埋め。しかも大きさ的に二重だったり・・)
床下機器はエッチング素材から折って箱にするのですが、なぜか山折・・・・。
これだけは残念だなあでした。(折った角がひどい甘さ・・・)


南武線の6連は、少数派でしたMc101+M100+T101+M101+M100+Tc100としました。
中間を省けば鶴見線の3連にもできます。
実車は写真など撮ってませんでした。かろうじて秩父の1000系だけです。
MMユニットが逆(Mc100とM101から)なのと、冷房化やらの改造で機器が少し違います。


資料画像↓

http://d.hatena.ne.jp/kondoura/searchdiary?word=%2A%5B%BB%F1%CE%C1%2F101%B7%CF%5D





カナリヤイエローの車両はほぼ101系と103系(関東の総武線や赤羽・南武・鶴見線?)だけですので、この機会に採用しました。




固定編成ですので、車両間は通電カプラー。
屋根裏を隠す意味も含めまして、今回はIMONの室内灯仕込んでます。
ちらつかない、光がムラなく平均的に広がるのが売り。キャパシタ入りで通電切っても5分ほどは明るいままです。

方向幕も透明プラ材(CDケース切り継ぎ)の導光材で光らせてみてます。
けっこう明るかったです。(もう少し暗いほうが良いかも?ですが、もう直せない・・)
行き先は立川と稲城長沼
あと、つり革もついてましたので仕込んでます。




椅子なども付けてますが、明かりで丸見えの室内は握り棒や乗客などがいないとビミョー。寂しい・・です。
一応走りはちょっとだけ確認しましたが、ちゃんと安定走行できるかどうかの確認しなければ・・・です。
トレーラーが重いのに1M5T。しかもモーターは前回より小型(同じのは生産終了で手に入らず)
長い時間の連続走行での負荷、影響ありかなしか・・・



次の仕掛かり解消は・・・、いよいよ機関車か?

仕掛かり解消2018

今年も引き続き、仕掛かり放置しております物の解消救出を続けておりました〜。
その1がとりあえず形になりました。



関東では旧国は茶色〜・・・が標準なのですが、場所も変わりますとじつにカラフル!
仙石線のウグイス色73見たときはかなり印象強く刻まれました。
{あ〜、103系も居るんだな〜・・。吊りかけ音聞こえたような・・、気のせいだろな〜」とかも懐かしいです。
関西、大阪近辺ではオレンジ色の旧国も居たようですが、残念ながら乗ることも見ることも無かったです。


だいぶ前なのですが、PEMPのモハ43シリーズのキットを手に入れたのですが、何を思ったか突然ドア穴を開けて
4つドア車改造はじめてしまいました。普通に考えたら飯田線など目標にするのですけれど、塗装のマスキングが
苦手なもので・・・(スカ色・・・)
それに模型にしますとこのオレンジがなかなか目立って良さそう!だったからかと。
てなことで、片町線イメージです。





ところが未熟な工作がたたりまして、どうにもこうにもフニャフニャ不ぞろいな大穴になっちゃいまして・・。
そこから長い時間、タイムカプセルに収納〜・・になっちゃったんですね〜。

PEMPのキットは3種類確保してました。
モハ42、43、クハ58です。全て原型仕様からの改造になります。
ちなみにクロハはどうにもなりそうになかったので買ってませんでした。
細かく実車に忠実ではなく、雰囲気仕上げに逃げております。




まずは2ドア両運モハ42からのクモハ32。(ぼけぼけスミマセン)
実車は全車改造予定だったそうですが結局4両施工まで。1両減って3両が残ってたようです。
そのうち、001は片町線にてオレンジ色だったようです。
模型では窓ふさいでからドア開けの他、ヘッド・テールランプ穴などの大穴(マメ球点灯のための配管用)や屋根上パンタ台穴も同じく埋め。

PEMPのパワートラックも非力なキド仕様のため、イモンギャー&ミニモーターでの駆動に変更してます。



モハ43はクモハ31に。実車は10数両施工?で中止。2ドアのままのは飯田線大糸線など、自然の中ででカッコよい姿を末期まで残してましたですね。
通勤車化されたこちらは都市部で活躍、それぞれの道のり違いも面白いです。
時期により窓配置を変更してない1100mmドア増設タイプと、ドア間4窓にしなおした1000mmドア増設タイプがあるようです。
(模型は窓仕立て直し難しいので少数派の1100mmドアタイプです)
この車のみガラベンのままで、半ガラベンも増設されたにぎやかな屋根にしてみました。側面も種別表示窓?を残してみてます。動力なしのトレーラー化。

ちなみに模型製造は多分熊田で、先日の客車と同じくシルヘッダー一体プレスです。
フニャフニャにしちゃいましたドア穴は真鍮帯材でドアワクを仕立て、それを車体に埋め込んで修正しました。
(ユニット窓なイメージです)



クハ58も同じ工程です。
実車は73シリーズのクハ79へ編入されてるのが面白いです。
(31は別形式なのに・・)
付随車は長軸台車(TR23系)になっています。

その他、細かい所でいろいろと手をいれてたりします。手すり穴を一度パイプを埋めてから避け直してたり・・・。
(大きな穴で、そのままでは絶対ハンダぼってりになっちゃいそうでした。ついでに手すりも細めにしました)




片町線は5両編成で、上記改造車と編成する正規の73。
FABの全金73と63タイプのクハ79での3両を今回一緒に仕立てました。
(元々は鶴見線に〜・・とか考えてました)

じつはこちらも少々訳ありで、全金車はエッチング素材は揃ってましたが、鋳造品などのパーツが1両分だけ。
台車も無しでした。
そのようなことから手持ち部品からアレコレでっち上げしております。

クハ79は正規部品全て有りです。




クモハ73
大井全金改造のキットでしたが、片町線には居なかったみたい・・・。
似ている浜松改造の番号で仕立ててます。
トレーラーで台車はイモンDT13。
キットほぼそのまま組んで、屋根上や床下で少しパイピングなど追加したぐらいです。


モハ72
これも73と同じです。
手持ちでありました大きめの両軸モーター&ギヤーで全軸駆動にしてます。
5両編成ですと1M4Tになります。
床板の空洞内(キットではエッチング板から箱状に組み立てます)に粒ウエイトを詰めて少しでも重くしてます。


クハ79
全金化されたペアにつながるのは古めかしい63の車体クハです。
悩みましたがこの車の台車は純正品を使ってみました。軸受け部分などはパイプで補強。
片町線にはこのタイプの79居なかったかも?なのですが・・・
とりあえず阪和線に居た番号にしちゃいました。



連結面側は全て1Sカプラーでの通電にしまして、台車への集電ブラシ追加とかはパスしました。
室内も未だ見施工。そのうちに〜・・(また熟成・・・)
なので配線も単純につなげただけで汚いままです。
ヘッドライトだけは各車LED仕込んであります。(テールは何もしてません。じつに中途半端)
片町線風の5連ですが、32もつなげて6連ですと大阪環状線風?(101系化される直前の短期間だけ)



あきらめてました未熟工作模型を生き返らせる〜・・・
なかなか苦しかったですが、嬉しさはひとしおであります。
半分は真っ黒になった車体をキレイにする時間だったかも?
(ペーパーやキサゲで手が傷だらけでしたし、真っ黒になったツメの間がなかなか恥ずかしかったです・・・)




12mm仕掛かり、次は何をやっつけようか・・・・
国電つながりで手ごわいアレが呼んでいるような・・)