kondouraな時間salvage

鉄道模型を中心とした趣味の記録です

仕掛かり解消2018 その2

エイドリア〜ン〜〜
最終ラウンドまでアポロと戦いきった、ロッキー
そんな気分かも?で

仕掛かり第2段がだいたい形になりましたので記録・



前回の片町線から続きでまたしても色もの国電南武線の101系。
最近はFABからも出ているようなのですが、これはマスターピース製です。
仕掛かりのまま、タイムカプセルに格納したのが2005年だったようです。
しかも「やっちゃいました・・」の難易度高い状況でした
(大きな声では言えないですが・・、すでに間違いも・・)

http://d.hatena.ne.jp/kondoura/20050920/1127199917



正直、まともに完成させるのはもうダメだろうなあ・・でした。
ザックリ屋根を取り去って木製で仕立てるのがせいぜい・・。

で、前回の片町線を仕立て上げました時に、これもパテとかでなんとかできないだろか・・とか思い立ちました。
丁度三月末の池袋にてお会いしました素材に慣れたモデラーさん方々に話を聞き〜(ありがとうございました〜!)、
ホームセンターで試しに何種類か確保してみましたのが↓になります。
(ほんとはタミヤので・・とのお話だったのですが、ちょうど手に入りましたので!)



具合を確認しまして金属用をつかうことにしました。
これ、固いのでググ〜っと伸ばすとかは難しいです。
手でもむのも一苦労ですし、デブコンと同じにおいとべた付きです。
が、固まりますとけっこうな強度。

黒くなった車体、まずはボコボコ屋根上をキレイに整えて。
この後、パテを盛りつけ。


内側にもパテ。
屋根真鍮板の表裏からパテでサンドイッチ。
しかし、固い。薄く伸ばすのが辛いです。
水ぬらすと伸びるようですが、軟弱にもなるそうで、固さに負けずなるべくがんばってみました。


硬化した結果、強度はバッチリ。ただし重量もアップしてしまいました。トレーラーの軽量化には少々やっかいです。
とにかく、粉だらけになりつつあとはひたすら整えて・・。
(ほんと、地味にじっくりと。下手に力こめますと車体が凹んだりゆがんだりなので緊張です)



良いかな?の確認のため、一度サフェーサーを噴いてみました。




てな感じで、ここからようやっと通常の工作再開となったのでした。

ここからもアレコレ手間を加えております。(モロモロのパーツ穴が巨大なので一度パイプ埋め。しかも大きさ的に二重だったり・・)
床下機器はエッチング素材から折って箱にするのですが、なぜか山折・・・・。
これだけは残念だなあでした。(折った角がひどい甘さ・・・)


南武線の6連は、少数派でしたMc101+M100+T101+M101+M100+Tc100としました。
中間を省けば鶴見線の3連にもできます。
実車は写真など撮ってませんでした。かろうじて秩父の1000系だけです。
MMユニットが逆(Mc100とM101から)なのと、冷房化やらの改造で機器が少し違います。


資料画像↓

http://d.hatena.ne.jp/kondoura/searchdiary?word=%2A%5B%BB%F1%CE%C1%2F101%B7%CF%5D





カナリヤイエローの車両はほぼ101系と103系(関東の総武線や赤羽・南武・鶴見線?)だけですので、この機会に採用しました。




固定編成ですので、車両間は通電カプラー。
屋根裏を隠す意味も含めまして、今回はIMONの室内灯仕込んでます。
ちらつかない、光がムラなく平均的に広がるのが売り。キャパシタ入りで通電切っても5分ほどは明るいままです。

方向幕も透明プラ材(CDケース切り継ぎ)の導光材で光らせてみてます。
けっこう明るかったです。(もう少し暗いほうが良いかも?ですが、もう直せない・・)
行き先は立川と稲城長沼
あと、つり革もついてましたので仕込んでます。




椅子なども付けてますが、明かりで丸見えの室内は握り棒や乗客などがいないとビミョー。寂しい・・です。
一応走りはちょっとだけ確認しましたが、ちゃんと安定走行できるかどうかの確認しなければ・・・です。
トレーラーが重いのに1M5T。しかもモーターは前回より小型(同じのは生産終了で手に入らず)
長い時間の連続走行での負荷、影響ありかなしか・・・



次の仕掛かり解消は・・・、いよいよ機関車か?

仕掛かり解消2018

今年も引き続き、仕掛かり放置しております物の解消救出を続けておりました〜。
その1がとりあえず形になりました。



関東では旧国は茶色〜・・・が標準なのですが、場所も変わりますとじつにカラフル!
仙石線のウグイス色73見たときはかなり印象強く刻まれました。
{あ〜、103系も居るんだな〜・・。吊りかけ音聞こえたような・・、気のせいだろな〜」とかも懐かしいです。
関西、大阪近辺ではオレンジ色の旧国も居たようですが、残念ながら乗ることも見ることも無かったです。


だいぶ前なのですが、PEMPのモハ43シリーズのキットを手に入れたのですが、何を思ったか突然ドア穴を開けて
4つドア車改造はじめてしまいました。普通に考えたら飯田線など目標にするのですけれど、塗装のマスキングが
苦手なもので・・・(スカ色・・・)
それに模型にしますとこのオレンジがなかなか目立って良さそう!だったからかと。
てなことで、片町線イメージです。





ところが未熟な工作がたたりまして、どうにもこうにもフニャフニャ不ぞろいな大穴になっちゃいまして・・。
そこから長い時間、タイムカプセルに収納〜・・になっちゃったんですね〜。

PEMPのキットは3種類確保してました。
モハ42、43、クハ58です。全て原型仕様からの改造になります。
ちなみにクロハはどうにもなりそうになかったので買ってませんでした。
細かく実車に忠実ではなく、雰囲気仕上げに逃げております。




まずは2ドア両運モハ42からのクモハ32。(ぼけぼけスミマセン)
実車は全車改造予定だったそうですが結局4両施工まで。1両減って3両が残ってたようです。
そのうち、001は片町線にてオレンジ色だったようです。
模型では窓ふさいでからドア開けの他、ヘッド・テールランプ穴などの大穴(マメ球点灯のための配管用)や屋根上パンタ台穴も同じく埋め。

PEMPのパワートラックも非力なキド仕様のため、イモンギャー&ミニモーターでの駆動に変更してます。



モハ43はクモハ31に。実車は10数両施工?で中止。2ドアのままのは飯田線大糸線など、自然の中ででカッコよい姿を末期まで残してましたですね。
通勤車化されたこちらは都市部で活躍、それぞれの道のり違いも面白いです。
時期により窓配置を変更してない1100mmドア増設タイプと、ドア間4窓にしなおした1000mmドア増設タイプがあるようです。
(模型は窓仕立て直し難しいので少数派の1100mmドアタイプです)
この車のみガラベンのままで、半ガラベンも増設されたにぎやかな屋根にしてみました。側面も種別表示窓?を残してみてます。動力なしのトレーラー化。

ちなみに模型製造は多分熊田で、先日の客車と同じくシルヘッダー一体プレスです。
フニャフニャにしちゃいましたドア穴は真鍮帯材でドアワクを仕立て、それを車体に埋め込んで修正しました。
(ユニット窓なイメージです)



クハ58も同じ工程です。
実車は73シリーズのクハ79へ編入されてるのが面白いです。
(31は別形式なのに・・)
付随車は長軸台車(TR23系)になっています。

その他、細かい所でいろいろと手をいれてたりします。手すり穴を一度パイプを埋めてから避け直してたり・・・。
(大きな穴で、そのままでは絶対ハンダぼってりになっちゃいそうでした。ついでに手すりも細めにしました)




片町線は5両編成で、上記改造車と編成する正規の73。
FABの全金73と63タイプのクハ79での3両を今回一緒に仕立てました。
(元々は鶴見線に〜・・とか考えてました)

じつはこちらも少々訳ありで、全金車はエッチング素材は揃ってましたが、鋳造品などのパーツが1両分だけ。
台車も無しでした。
そのようなことから手持ち部品からアレコレでっち上げしております。

クハ79は正規部品全て有りです。




クモハ73
大井全金改造のキットでしたが、片町線には居なかったみたい・・・。
似ている浜松改造の番号で仕立ててます。
トレーラーで台車はイモンDT13。
キットほぼそのまま組んで、屋根上や床下で少しパイピングなど追加したぐらいです。


モハ72
これも73と同じです。
手持ちでありました大きめの両軸モーター&ギヤーで全軸駆動にしてます。
5両編成ですと1M4Tになります。
床板の空洞内(キットではエッチング板から箱状に組み立てます)に粒ウエイトを詰めて少しでも重くしてます。


クハ79
全金化されたペアにつながるのは古めかしい63の車体クハです。
悩みましたがこの車の台車は純正品を使ってみました。軸受け部分などはパイプで補強。
片町線にはこのタイプの79居なかったかも?なのですが・・・
とりあえず阪和線に居た番号にしちゃいました。



連結面側は全て1Sカプラーでの通電にしまして、台車への集電ブラシ追加とかはパスしました。
室内も未だ見施工。そのうちに〜・・(また熟成・・・)
なので配線も単純につなげただけで汚いままです。
ヘッドライトだけは各車LED仕込んであります。(テールは何もしてません。じつに中途半端)
片町線風の5連ですが、32もつなげて6連ですと大阪環状線風?(101系化される直前の短期間だけ)



あきらめてました未熟工作模型を生き返らせる〜・・・
なかなか苦しかったですが、嬉しさはひとしおであります。
半分は真っ黒になった車体をキレイにする時間だったかも?
(ペーパーやキサゲで手が傷だらけでしたし、真っ黒になったツメの間がなかなか恥ずかしかったです・・・)




12mm仕掛かり、次は何をやっつけようか・・・・
国電つながりで手ごわいアレが呼んでいるような・・)

良いお年を〜



毎回、年末だけ報告状態なのですが・・・

今年は近年まれにみるくらい工作をしておりました〜!
今までたまりにたまった仕掛かり。このままではただのゴミですので
少しずつでも決着を!・・・とのことからで。




まずは12mm客車。
ハンダコテを握り初めのころに手を付けたのでだいぶ問題部分もありますのですが、
直せる所はなるべく、それ以外では少しでも見栄えを〜の仕立てにしております。
なお、基本はキットのパーツを使って!です。
それぞれの特徴を簡単に〜↓



●モデルワーゲン・オハ35&スハ43系×9両
元々、とてもあっさりとした製品です。16番ですとフジモデル的?でしょうか。
パイピングや追加部品などで横からのシルエットににぎやかさを追加。
台車もあっさり簡略タイプ?で転がり良いのですが、少々軟弱&超長軸が悩ましいです。

●サンゴ模型 オハ61系×3両
こちらもワーゲンに近いかな?です。
60系らしく、見える台ワクなどプラ材で表現しつつ同じように追加パーツやパイピング加工。
台車が重厚ですがホワイトメタル製で、調整厳しく少々転がりに難があります。

●熊田 スハ32系×4両
古い製品で、シルヘッダーまでプレス加工。
初期のは窓枠までプレスなので全体的にモールド角は丸っこい感じ。
同じ車種でも製品時期により台車ふくめて差があります。
窓枠別貼りになりました後期型の方が良い感じ。
プロポーションは上記2社よりも好みでした。
室内部材有り。

●FAB スロ62×6両
訳あり特製セットで、スロ62×4、スロフ62×2から自分で頑張ってスロ81お座敷を作ろう〜セットです。
室内パーツはありません。
途中まで組んでタッパ容器に水つけ(洗浄)したまま6年ほどねかせておりました・・・(忘れてた__)

基本的にはものすごく細かい部品構成で、60系列の下がった台ワクふくめてエッチングパーツからじわじわ
仕立てます。なのでデリケート、すこし力を入れるとヤバいかも?が大変でした。
台車もなかなか強者でした〜


そんなこんなで22両。しかかり客車も無事に決着できました。
仕掛かり品の苦しいところは、黒く変色してるのを磨いたりからはじめますので
場合によっては未着手より手間がかかったりします。



モデルワーゲンの客車はこんな感じ
最近は見えませんが、12mmの本線&北海道系模型をアレコレ出してたのですよ〜。
それももしかしたら20年近く前?
そんなの知らない・・・・な世代がそろそろかも?


FABのは自分で箱までしたててコンパクト収納に〜
なんか・・羊羹が入っていそうに見えます。
ちなみに、トイレ窓の埋め加工忘れを気付きましたのが塗った後でした〜
なので見た目はまんま、座席つければスロ62です。



ひきつづき、仕掛かり解決地獄は貨車シリーズに突入しつつあります。
まずは九州ものから。

貨車はコレから始めます〜
最近でこそイモン製のプラ貨車が出てまいりましたのですが、一時期は真鍮製しかありませんでしたですね〜。
(PEMPのプラ貨車はぼちぼち見ましたが・・)
客車よりも地味・・・になります。塗装まで終わったので組み立て&積載できたら完成です。


あとはまとまった編成ものは無く、ワフやらレやらチキやら・・、一般貨物もの。
積み荷がポイントになりそうです。チキはやはり木材でしょうし・・


しかし・・、全てトレーラー。モーターものはしばらくお預け(めんどうなので逃げてます〜)
貨車決着したら気動車地獄が待っております・・

では〜!皆様良いお年を!




ps.
ちなみにDF50はPEMPのを組み立てたものなのですが、
けっこうアレコレいじくっております。自己満足の世界なのですが・・・
(音も出るDell