kondouraな時間salvage

鉄道模型を中心とした趣味の記録です

いろいろなモジュールを作って・・その1

てなわけでネタも無いので、各プロジェクトのモジュール作って思ったこと・・・
などで
お茶濁し・・・。

木曽モジュールクラブの発足は2003年1月でした。この時が僕にとっても
本格的(?)に地面製作スタートの日となった感じです。
それまではNゲージやナローで分割式レイアウトなどを作りかけたことはありますが、
草、色、走行まで仕上げたのは初めてです。(ベニヤにフレキ、プラスター止まりでした)。
で、同好のオジサンが集まって最初に規格検討会をおこなったのです。



当時はカトーのモジュール台、同じくカトーのレイアウトパネル、路面モジュール(基本A4サイズ)、写真用パネル、スタイロフォームに枠付けなどの
候補があがってます。
強度でパネルは除外、軽量でスタイロフォーム案も良かったのですが、あまりにもラフなので
基本共通規格では落選。
路面モジュールもコンパクトで良さそうなのですが、皆が手に入れやすいとのことで
カトーのモジュール台になったと思います。

次に線路。接続にトミーとカトー、どちらを使うか・・だったのですが、トミーの方がカッチリとしているとのことで採用。
基本70mmを接続レールとしつつ、各製作者の精度によって(・・・僕も入ってます)72.5mmも使えます。
これは大正解と感じてます。

接続レールを使わない案は・・との話しも出てました。
シェフさんの試作モジュール(話して一週間後に出来上がってた!!!)ではレール固定で飛び出してます。
どうも引っかけて破損しそうでしたので無くなりました。

レールの位置を手前から20cm、奥から10cmにしたのも大正解だったと思ってます。
接続に自由度がある配置は丁度真ん中です。(15cm)
これも検討したのですが、なんとも広い台に真ん中だと風景つけにくいような・・・。
特に木曽みたいなテーマの場合、ほぼ線路の背景は山の斜面です。
舞台ですと背景画みたいなもの。ここに大きなスペースは必要なさそうです。
それよりも手前側が谷となった場合、スペースが少ないとショボイ表現しかできません。



600×300のサイズ。これは皆の一致した意見で手持ち移動の眼界サイズ。
多くは車搬送でしょうが、遠いメンバーは電車やバスなど使います。カートで洋服ケースほどを
運ぶイメージでした。

そのようなわけで、オフセットした線路位置は制約がでてしまいますが、
自然とモジュールを見る正面を決めることになり、作るほうとしては楽しめたと思います。


ほぼ地面未経験の僕は、規格に添った作品を作ることに専念しました。
正面から見て車両が栄える舞台・・・。線路が接続する左右は舞台袖・・・。
この考えは後に変わることになります。

画像が1作目の木曽モジュール「小川線下流域の情景」です。



そして2003年11月、中野サンプラザ会議室にて初の公開運転会(この日がKMCデビューですね!)。
たった4年しかたってないのが信じられないくらい昔に感じてます。
(でも、皆の顔が若い・・???)
それまでのユルユルとした個人でたのしむ鉄道模型と違い、
つねに全力でどん欲に突っ走ったKMC(生き急いでる?)だったのかもしれません。



さて、先に言いました舞台イメージの話です。
この時はこれが正解と思っていたのですが、舞台袖の先には別のメンバーの舞台があります。
同じ木曽をテーマにしてますので連続感はありますが、やはり個々に分かれた別世界。
クラブでつなげて初めて解った感じです。

このことをハッキリと感じるのはまだ後日のことであります。