kondouraな時間salvage

鉄道模型を中心とした趣味の記録です

レイアウトモジュール作成とレールの敷設 覚え書き

覚え書き続きを・・。

初期はモジュール台に穴開けて立体感ある情景にしてまして、これが経年変化などでけっこう醜くなってしまいました。

台枠の強度不足もあり、反り返りやゆがみなどで走行にも悪影響。

f:id:kondoura:20200519145345j:plain

このあたりが劣化大きかったです。玉電渋谷駅や12mmの田舎電車

そのことから、モジュールの台にはなるべく穴を開けないようにしつつ、立体感出すため走行路盤は

少し高い位置に通してます。

f:id:kondoura:20200519153532j:plain

HOn3の路盤状況。

 

路盤は加工しやすいようにシナランバー。枕木の幅で切り出します。

f:id:kondoura:20200519150835j:plain

バルサ材をシナベニヤで挟んだような合板です

カーブなどもむりやりノコギリで切りますが、カーブの規格を何種類かまとめて用意して、

後で必要箇所用に小分けにしてます。

それを↓みたいな構成で道床つくります。

f:id:kondoura:20200519151322j:plain

コルクシートはカーブなどでも追随しますので便利です。

 

f:id:kondoura:20200519151515j:plain

路盤裏面に間隔あけて切り込みを入れておくと変形反り返りしづらいです

 

モジュール台の接合端面あたりは、ネジなどで特にしっかりとさせると、

経年変化も少なく良いようです。

f:id:kondoura:20200519152250j:plain

温度変化や乾燥などで劣化を防止。無いと右図みたいになることも

 

フレキを使わず引き抜きレールからハンダレイ?話し続きで・・。

路盤を仕立てた後、切り出した枕木を貼り付けます。

基板とバルサ材でだいたい1:4間隔。部分的にギャップ入れますので、そこは

基板を集中させて強度もたせてます。

f:id:kondoura:20200519152954j:plain

レール固定後、ドリメルなど使ってギャップをカット。

 

ギャップは電気的ではなく、温度変化でレール伸び縮み対策です。

ハンダでガッチリとレール固定しますので、気温変化での固定部破断、破損を避けるためです。

(なので、各ブロックへの面倒ですが電気配線もきっちりしなければです)

288mmは、実物での25mレールからの割り出した間隔で、どうせジョイント音するなら萌えるリズムで!です。

この対策が良かったかは?ですが、いまのところレイアウトは無事破損なしです。

 

 

この温度での伸び縮み、はんだする時も注意です。

基板枕木へは数ヶ所おきにハンダ固定した後、抜けてる箇所も固定。

水で冷やしたり放熱クリップとかも使いつつ、なるべく熱を分散して逃がすのが良いです。

あと、レールは施工前磨き(特に底面)、その後バスマジックリンなどで洗っておきます。

製造時の油分や、酸化被膜の除去をおこたりますと強固に固定できないことに・・

f:id:kondoura:20200519154753j:plain

初期の頃、これでガックリ・・がありました。

 

情景仕立てる時は水気なども多いですし、木部への影響は少なくなさそう・・。

染み込まないように仮塗装しておいて、表面カバーするなども良いかもしれません。

 

 

KMC、砂利沢カーブモジュールはコード40使いました。こちらも今のところ安定しております。

(モジュール台も穴開け無しです。変形してないようです)

f:id:kondoura:20200528071829j:plain

 

 

蛇足で・・

KBMC下電モジュールはトミックスシステムレールが指定されてます。

そこで、ハンドレイでは無くレールの見え方をちょっと誤魔化しました。

Nゲージは完成度高い素材多いですので、猫屋線とかにはこんなアレンジしつつ安定走行確保が良さそうと思いました。

 ↓以前の記録

kondoura.hatenablog.com

 

模型の運転で

長い貨物編成などで、出発や停車の時にガシャガシャとウルサイ音、久しぶりに聞きますと

なんとも心地よい・・のはビョーキですかね〜。

最近の電車とかではとんと聞きません。

 

連結器の遊びが原因ですね。重い列車を引き出す時には有効になるようです。

通常は止まる時に連結間縮まってますが、場合により伸びてしまうことも・・

そんな時は↓で

f:id:kondoura:20200503103940j:plain

YouTubeでこの動画はここが良く表現されててます。

youtu.be

梶田さんカッコいい!(この内容は17分あたりから)

耳で動輪の空転滑りを聞いてる感まで。撮影もかなり突っ込んでますし(リブ付き貨車ばかり集めてたり、空転ギリギリの動輪をおさえてたり)

 

 

ところで模型での話。

この連結器遊間(すき間)は当然実物よりも大きい。しかもバネ入りなども有ったりします。

これが編成をスローで走らせてますと尺取り虫みたいに不安定でちょっと興ざめになりことも。

(12mmレイアウトでは勾配が有りますので良く感じました)

f:id:kondoura:20200503104826j:plain

機関車は一定速度で走るのですが、後ろの編成が悪さします。

(トーマスにもこんな話しあったかも?でもバッファー連結だからどうなのだろう・・?)

一番顕著に出たのはHOn3でした。貨車がプラ製軽量&ころがり良しなので、走らせてますと

編成の後ろがビヨンビヨンとゴムみたいに不安定。平坦線でも少し見られました。

カプラーもケーディータイプでバネ入りなのと、遊びが大きいですし。

で、ある時、カブースを付けたら治まりまして、これ、集電シューで若干転がり悪かったんです。

それから最後尾にちょっとアレな重めの車輌を付けることにしましたら目に付くひどさがだいぶ治まりました。

もちろん転がり悪くの度合いも重要で、ほどほどにしないとこれまた興ざめになります。

 

てなことで、ちょっと思った記録を

 

 

 

 

久しぶりに12mmのレイアウトで運転してみました動画&ハンドレイ覚え書き

前回書き込み後、もう2020年の4月末になっちゃいました。

結果、良いお年を・・・どころではなくなってしまっております。

早くなんとか通常に戻りましたらと、日々願いつつ〜

なにとぞ皆様、ご自愛いただけますれば・・・

 

そんな中、久しぶりに12mmの組レイアウトを引っ張り出しました。

しまいっぱなしで5回は越冬して経年劣化が心配でしたが、ひどくはなく一安心。

ちょっと動画記録もいたしました。

youtu.be

youtu.be

  

久しぶりに出して眺めてまして、あ〜、まだまだダメだなあ〜とか感じております。

動画、もう少しアップぎみのを見てましたら(見づらいですが・・)

 

youtu.be

 

橋の上はともかく、2〜3カット目のところのDF台車がだいぶフニャフニャしております。

一番最初にひきはじめた部分で、途中から「あ、ハンダ固定部分を強く押さえながらはダメだった」と

思い出しました。

基板枕木よりもバルサ材枕木の方がほんの少し厚みあります。

逆ですとレールがバルサ材枕木より浮いてしまう(密着しないで隙間ができる)のをふせぐためです。

結果、直上から押さえて固定いたので上下動が醜いです。

(個人的にはヘロヘロもよいかなとか・・・。ただ走行エラーが怖い。特に二軸固定の貨車とか・・)

 

 

 

ついでに〜・ハンドレイでの覚え書きを

 

いつごろからか忘れましたがフレキrailではなくハンドスパイク(ハンドレイ)ばかりになりました。

フレキレールのごつさとか、ツメが目立つとかが気になってからだと思います。

自己流ポイントもだいぶ慣れました。これもスプリングポイントで手放し運転できるのが

大きいです。

ちなみに12mmですと軸重軽いもの以外ほぼ大丈夫でした。

ダメなのはDD51中間台車や蒸気の先輪とか。

(HOn3だとC-19は大丈夫でK-27はダメでした)

 

f:id:kondoura:20200426071619j:plain

相変わらず汚い工作ですが・・

 

反面、走る車輌にも車輪精度が厳しくなります。バックゲージやフランジの厚みで通れなくなるものも。

市販のポイントはこのあたり絶妙に緩めてますですね。

そのかわりガタガタと落ち込みも大きいです。

 

 

 

通常本線部分。バラストまき前と後の比較です。

基板の枕木に入れる傷(ギャップ)は、ついつい真ん中に入れたくなりますが、なるべくランダム位置とかでに・・。

仕上げた時に均一に入るより目立たなくなるかなです。

 

f:id:kondoura:20200426072027j:plain

地面→着色→バラスト→着色の順に施工しております。この期もさらにいろいろ色付けなのですが・・

 

 

 

ハンドレイで面倒なのが直線部分。これがけっこう時間かかりました。

なかなかまっすぐにならないんです。

(長い部分のどこかがクネッて・・)

やっと許容範囲(もうダメ・・でした)↓

 

f:id:kondoura:20200426072512j:plain

見づらいですが・・。6〜8両分の直線でもクネると目立ちます。

 

 

あとカーブは必ず外側レールからにしております。

その方が精度・工程が良いです。

雑なイメージですが図解↓

 

f:id:kondoura:20200426072800j:plain

外カーブからの場合、うちカーブ施工時のレールは引っかかって曲がっているので

外カーブレール固定後に内カーブを貼り付けていきます。

 

 

f:id:kondoura:20200426073039j:plain

内カーブからだと、外側はまっすぐ伸びようとしています。それをゲージ部ごとに調整するので極端だと右図に

 

 

こんな汚くは無い・・図ですが、イメージです。

以前内レールから仕立てた時に、ゲージを合わせつつ、曲げ調整しつつなので、細かにジグザグが発生してしまいました。

外側レールが美しいと、内側が有る程度ラフでも走行安定します。

 

 

 

ではポイントはどうなの?とのことで

素材を準備(レールを切ったり削ったり、基板枕木を型紙に仮止めしたり)の後、

ハンダで固定するのはクロッシング(フログ)部分からにしてます。

f:id:kondoura:20200428211443j:plain

上から順で

内側の線路を固定した後に外側をゲージ見つつで。

これですと角度や長さが安定しつつ変なカーブにもなりずらいです。

 

 

外側からしたてたくなりますが、固定した外レールに影響されて

クロッシング部分を精度良くしあげるのが難しいです。

(直線、分岐の両方でのゲージ確認しつつですし)

 

f:id:kondoura:20200428211937j:plain

 

安定走行、個人的にはクロッシング部分精度70〜80%かなであります。

ガードレールもかなり重要でです。ここでの落ち込み、ひっかかりでレイアウト全体が活きるか粗大ゴミかに・・・。

(がんばって精密車輌つくったのに走りがいまいち→置き物になってげんなり・・に似ている?)

 

あと、作成時にレールをけちらない方が良いです。

貴重な素材、後で切り取ることになるのがもったいない。。なのですが、

ここは精度へのお布施と思いつつで

f:id:kondoura:20200429090830j:plain

 

 

 

 

レール幅は精度良くなるべく狭い方が良いみたいです。

走行抵抗軽減になり、牽引力などへとつながります。

ポイントでのひっかかり、がたつき、割り込み脱線などもなくせます。

直線とカーブでは幅にも違いつけてまして、急カーブほど広くしております。

(※注 狭すぎると逆に抵抗になったり頻繁に脱線してしまうので慎重に確認&バランスみつつにて。特に大型の動力車は、動台車が暴れて力まかせに乗り上げて脱線が有ります。)

 

f:id:kondoura:20200428230913j:plain



 

そんな独り言的記録の追加その2でありました。(さらに長い追記・・)